【連載:ラッピングデザイナー ・ ラッピング工作家 山田てるみ先生】 最終回 山田先生の一番思い入れのある作品

3月になり、ホワイトデーが楽しみですね。バレンタイン用テンプレートはアレンジ次第でホワイトデーにも使えますので、ぜひご活用ください。ギフトラッピングについて、wrapping school主宰・ラッピングデザイナー ・ ラッピング工作家である山田てるみ先生にお話を伺いました。

最終回となる今回は、山田先生に『一番思い入れのある作品』についてお聞きしました。

―――山田先生の『一番思い入れのある作品』について教えてください。
作品展には必ず登場する、『雄大』という作品です。
※山田先生のブログでもご覧いただけます。
http://yn-color.jugem.jp/?eid=160

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――モダンな作品ですね。どのような作品ですか?
10年ほど前に、当時ラッピング講師をしていたデザインスクールの学生に頼まれて、学園祭用ウェルカムボードとして作成した作品です。フランス語で集積を意味する『アッサンブラジャート』という技法をお手本に、額の中に贈り物を飾り、立体絵画の用に拵えていく『ラッピングアッサンブラージュアート』作品です。あわせ包み、三角形の包み、風呂敷包み 、円柱包み、十字がけなど様々な基本的な包み方を組み合わせています。ヨーロッパ製の楽譜や、数学者さんが書いた計算式のデザインペーパーで包んでいます。

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――思い入れのある作品となった理由を教えてください。
この作品が新聞に載ったことをきっかけに、ホテルでの展示など、作家としても活動するようになりました。この『雄大』という作品は別名『父へ』という作品でもあります。私の父は、男性でありながら知り合いの男性にお花をプレゼントする人で、父から頼まれて私がお花のラッピングを行うことも多くありました。ラッピングの道を歩むきっかけを与えてくれた父を想って拵えた作品が、結果的に作家としての道を開いてくれました。作品が出会いを呼んでくれる、全部がつながっていると感じさせてくれる作品です。

――素敵なエピソードですね。実は、ブラザーが山田先生と一緒にお仕事をさせていただくことになったきっかけも、新聞でこちらの作品を拝見したことでした。まさに作品が出会いを作ってきたのですね。

最終回はここまでです。山田てるみ先生の作品展・レッスン・セミナーについては、以下のURLからご確認ください。
http://yn-color.jp/
アプリの『ギフト・ラッピング』内の山田先生ご監修テンプレートもぜひご活用ください。今後も活用法を追加予定ですので、どうぞお楽しみに。