【連載:子どもの年齢別整理収納】第2回  4~6歳向け整理収納「自分の支度や片付けが自分でできるようになること」

整理収納にピータッチキューブをお使いいただいているユーザーさんも多くいらっしゃいます。奥の深い整理収納の世界で、片づけを通じて親と子の人間力を磨くことを理念とされている「親・子の片づけ教育研究所」のインストラクターの皆様にお話を伺いました。第2回はまつおみちこさんによる、4~6歳向けの整理収納「自分の支度や片付けが自分でできるようになること」についてのお話をご紹介します。

4~6歳頃の子ども達は幼稚園や保育園などに通い集団生活を体験します。
親不在の集団生活の中で急激に社会性を身に付けることのできる時期でもあります。そんな中で「自分の支度や片付けが自分でできるようになること」がこの年代の目標になります。

自分で出来る事が増えてくるこの時期には、少しずつでも自分の事を自分で出来るようにしていきましょう。
朝の準備や園から帰った時の片づけなどに、子ども自身が何をしたらいいのか分かるようイラストや文字などで身支度が示されている「お仕度ボード」などを活用するのがおすすめです。顔洗いや歯磨きなど、自分でできたら裏返していきます。

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※P-touch CUBEで作成したのは「できた!!」「いれた!!」のラベルです。


「できた!!」「いれた!!」という小さな達成感を積み重ねて、自分のことは自分でできるという自己効力感を育みましょう。自己効力感とは、自分がある状況において必要な行動をうまく遂行できるという自信です。小学校に入る時や、大きくなって新しいことを始める時に、不安より期待が大きくなるように、少しずつ自信をつけていってあげると、子どもも力を発揮できますし、親も楽です。


また、お仕度ボードのタスクが無理なく達成できるための環境づくりも必要です。子どもが自分で園の準備ができるよう、園のカバンや帽子、その他持ち物はBOXにまとめて収納するようにするとよいです。

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※Photo中のプレートサンプルはP-touch CUBEラベルとは関係ありません。


その際、BOXは子どもの背丈に合わせて、取りやすい高さに配置し、軽い素材にしてあげる必要があります。取りやすい高さとは「子どもの目線よりも低い高さ」のことです。親が収納場所を決めてしまうのではなく、子どもと一緒に取り出しやすい高さになっているのか、簡単に出し入れ出来るのかを確認しながら収納場所を決めましょう。一緒に決める事で、高すぎたり低すぎたりという失敗もなくなり、子どもにとっても「自分で決めた」という思いがやる気アップにつながります。
また、園で使用している「自分のマーク」をおうちでも活用し、園で使用しているマークをBOXなどにラベリングする事で、自分のモノを片づけるスペースだと認識しやすくなります。


園に通うようになり、しっかりしてきた子どもには、親が次々と指示を出しがちですが、大人でも何かをやっている最中に違うことを言われるとストレスを感じますよね。特にこの頃の子どもはまだ一度にたくさんの情報を処理する事ができません。お片付けを促す際にも、子どもの様子を見ながら、一つずつ伝えるようにしましょう。

【この記事を書いた人】
まつおみちこ
親・子の片づけマスターインストラクター
整理収納アドバイザー2級認定講師
まつお みちこ

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完璧よりも快適な暮らし方を見つけてほしい。そんな思いからママ向けにお片づけ講座やワークショップを開催。SNSでは3児育児中の経験を元にリアルな子育てママの悩みから暮らしをちょっとラクにするアイデアなどを配信中。
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次回は小1~2年生向けの整理収納について、ご紹介します。お楽しみに!