【連載:子どもの年齢別整理収納】第4回  小学校3・4年生向け整理収納「何かと忙しい小学校3~4年生も、毎日片づけられる仕組み!」

整理収納にピータッチキューブをお使いいただいているユーザーさんも多くいらっしゃいます。奥の深い整理収納の世界で、片づけを通じて親と子の人間力を磨くことを理念とされている「親・子の片づけ教育研究所」のインストラクターの皆様にお話を伺いました。第4回は坂根陽子さんによる、小学校3・4年生向けの整理収納「何かと忙しい小学校3~4年生も、毎日片づけられる仕組み!」についてのお話をご紹介します。


自分のモノは、自分で毎日片づけていますか?


小学校3・4年生の子どもは、ちょうど中学年。小学校生活にも慣れ、友達と遊ぶのも楽しいですし、勉強も難しくなってきますし、習い事に、スポーツに、と何かと忙しい時期ですね。
様々なことに一生懸命なのはとってもいいことなのですが、良くも悪くも中だるみが見られる時期でもあります。


忙しいゆえに、子ども自身が毎日やらなければいけない片づけや整理整頓が、おろそかになってしまっている、ということがありませんか?


帰宅してランドセルは床に置きっぱなし、給食袋や水筒もキッチンに出さずに放りっぱなし、制服などは脱ぎっぱなしでポーンと遊びに行ってしまう。
散らかった部屋を見る度に親はイライラ。本人の代わりに片づけたくないけれど、やってしまう・・・。
このようなことは、どの家庭でもありうる光景ではないでしょうか?


ですが、子どもの代わりに親が片づけていたら、いつまでも本人は片づけができないですよね。
じゃあ、どうすればいいのでしょうか??


子どもと一緒に片づく仕組みづくり


どんなことも楽しんで、笑顔いっぱいの生活を送ってほしいのが親心。
でも、もう小学校3~4年生なんだから、自分のものは自分でしっかり片づけられるようになってほしいのも親心。


そんな何かと忙しい小学校3~4年生に、入学時に作った仕組みをもう一度見直して、毎日片づけられる仕組みを作ってあげましょう。親・子の片づけ教育研究所(ファミ片)では、片づく仕組みづくりを作ることは、片づけにおける親の役割のひとつであると考えています。


ランドセル、給食袋、プリント・・・片づけられないのはどうしてでしょうか?片づけられないのは、仕組みに原因があります。子どもの行動を観察したり、本人に理由を聞いたりして、問題の原因を明らかにし、対策を立てましょう。


よくある「片づけない」理由


① 動線から外れたところに収納スペースが設定されている
玄関ホールやリビングにランドセルや習い事のカバンがぽいっ。子どもは帰ってきてすぐにトイレに行きたかったりおやつを食べたかったりするので、しまう場所まで行く前にカバンを放ってしまうのです。そんな時は、玄関はいってすぐの場所や、リビングなど放ってしまう場所に収納スペースを作りましょう。
ひとつのフックにはひとつのものを。かけすぎ厳禁!下のものが埋もれちゃいます。ラベルを貼って、指定した物以外をかけせさないようにしましょう。


190316_1

190316_2

② 持ち物の指定席が決まっていない
毎日持ち帰るプリントやテスト、“ランドセルに入れっぱなし”“机の上に散乱”の状態になっていたら、それはどこに出せばいいのかわからないからかもしれません。1つ1つの持ち物だけでなく、持ち帰る物にも指定席を作り、迷わず片づけられるようにラベルを貼っておきましょう。リビングダイニングの見やすい位置に指定席があると、お母さんも「今日はプリントないの?」と声をかけやすいですね♪


190316_3

③ 片づけ方が面倒
制服のプリーツスカートが毎日脱ぎっぱなし。実はクリップ付きのスカートハンガーが子どもには面倒だからなんです。S字フックに引っ掛けて収納するようにすれば、手間が無いので片づけてくれます。片づけ方が手間かどうかを客観的に確認するには、「アクション数」をカウントしてみましょう。スカートハンガーの場合、片方のクリップでスカートをはさみ、もう片方も同様にし、ハンガーをポールに掛けるという3アクションです。一方、S字フックに引っ掛けて収納する方法では、1アクションです。どちらの収納が片づけやすいか、一目瞭然ですね。
仕上げに、旗状になっているテンプレートを使ってラベルをペタリ。誰のフックか分かるようにしておきましょう。

190316_4

190316_5


片づけは毎日のメンテナンス。続けることが習慣力に繋がる


片づけは嫌でもやらなくてはならない毎日のメンテナンスです。
低学年のうちは、何かと親の見守り(手も口も)が必要でしたが、小学3~4年生では「具体的な声かけ(口)だけで学校や家での片づけが自分でできる」ことが目標になります。


そのためには、まず子ども自身が自分で片づけられる仕組みを作ります。子どもにも分かりやすいラベリングをすることで「物の住所」が決まります。もし子どもが、住所に戻すのを忘れていたら、親は「忘れていない?」と確認したり、スカートやリュックが出しっぱなしであったら「床に落ちてるよ」と声をかけるだけでいいのです。


ですが、我が家では子どもが学校生活や遠足、試合などで疲れている時は片づけを無理強いしていません。大人でも片づけができない日もありますよね。「今日はまあいいか」という寛大な気持ちを持つことも親にはたいせつなことです。


コツコツと続けることが習慣力に繋がり、子どもにとって生きる力になると信じて
子ども自身が自分で片づけられる仕組みづくりをP-TOUCH CUBEを味方に付けながら、頑張っていきましょう。


【この記事を書いた人】


親・子の片づけマスターインストラクター
整理収納アドバイザー2級認定講師
坂根陽子


190316_6


「整理収納で、家族みんながおだやかな暮らし。」をモットーに活動しています。SNSでは三姉妹との賑やかな暮らし、片づけの仕組みづくりなどを配信中。
ブログ http://ameblo.jp/clyo-ko
Instagram https://www.instagram.com/yo_ko121


次回は小5~6年生向けの整理収納について、ご紹介します。お楽しみに!